blogトップ 蔵 ホムペ 広島の大地より お酢やの便り:2007年11月09日
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2007年11月09日

第五章 ピンチをチャンスに その2

第五章 ピンチをチャンスに その2




この時、無借金経営を続けていたがゆえに、
妻も母も「そんなことは、やめて」と言う。


周辺の状況もかわってきた。

日本中が浮かれきっていたバブル経済に陰りが見え、つれて需要
も低迷の兆しを示し始めた。

少々、値が張っても飛ぶように売れた消費動向に変化が生じ
それは食品とて例外ではない。

品質の点では申し分ないと思われる当社の製品は、マス広告を背景に次々と
市場に送り出される大手資本の商品に押されっぱなしで苦戦を余儀なくされていた。

量販店を主体に製品出荷するものの、どうも実需に結びつかない。

売れるのは大量出荷された大手の廉価商品ばかりで、消費者も製品の
善し悪しに今ほどこだわりを持たない時期でもあった。

私自身の企業人としての意識は固まっていたが、思いと現実は一致しない。

仕事を継続しながらも、本音の部分では何度も会社を手放そうかとおもった。
実は、それほどセンナリは販売不振に喘いでいた。

造っても売れない、いい商品を額に汗して頑張って出荷しても消費者は見向きもしない。

悪循環の中、暗い明日ばかりが続くようであった。


センナリは創業以来、企業の理念は変わらない。

消費者を第一に考え、良質で高品質の商品を造り続ける。

この一貫した姿勢は片時も揺らいだことはないが、流通の変革に伴い、一般消費者
には理解されにくい立場に追い込まれていた。


このまま負けてしまうのか。


父至が言ったように味でセンナリは天下を目指すはずではなかったのか。

挫けそうになる私の心を叱咤しているのは、かつて何度となく見た父の後ろ姿であった。

このピンチをチャンスに転化することはできないか、私は来る日も来る日も
千切れる思いの中で漂っていた。





続きは⇒http://oochikura.e-know.jp/e8023.html
  


Posted by センナリ株式会社 at 07:10Comments(0)『米の酢』物語