blogトップ 蔵 ホムペ 広島の大地より お酢やの便り:2007年11月12日
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2007年11月12日

第六章 大地流の挑戦  その1 

第六章 大地流の挑戦  その1 





友人のヒントから、ピンチをチャンスへと転換。

本物の味と品質を求めるお客様へ、創業以来こだわり抜いた商品を
届けるべく、大地流の挑戦が始まった。


良い商品を求めているお客様へ、センナリの商品を知ってもらうためには
どうすればいいのか、これが命題である。

この時に、東京の同業者で修行し、センナリに戻った長男克史(専務)が言った。


「父さん、首都圏で売ろう」

今度は、生産部門を受け持っている次男の克也(常務)が言った。


「ウチの商品なら、世界の人にも通じる。インターネット販売や通販も取り入れようよ」


いつの間にか、2人の息子は大きな戦力として成長していた。若い彼らの行動力や考えには
目を見張るものがあった。


克史専務はすぐに、センナリの商品がいかに他と違って優れているか、現代の
本物志向にマッチしているかを企画にまとめ、高品質の商品を日本で最も古くから
販売している東京(北青山)の紀ノ国屋に売り込みをかけた。


センナリの商品品質もさることながら克史専務の情熱も功を奏したのだろう。


すぐに紀ノ国屋との契約をとりつけた。


彼らの動きは、これで留まらない。

克史専務の嫁・千穂は自ら紀ノ国屋の店頭に立ってマネキン役を買って出た。

わが妻・静子といい、大地の家は家業に尽くしてくれる女性たちに本当に
恵まれていると感謝しきりだ。


「お客様、これはセンナリの有機の米の酢です。よろしかったら、ぜひお試しください。」


通りゆく不特定のお客に向かって彼女は懸命に呼びかけた。

「センナリ、聞いたことがないわね」

そんな表情を覗かせながら、多くの客は通りすぎていく。
「どうぞ、一口、召し上がってみてください」

彼女は必死にに呼びかける。彼女の思いが失せることはない。
「そちらのお客様、どうぞ、一口いかがです」
「そうねえ」

彼女の熱意が伝わって、一人の客が立ち止まる。

勧められるまま、センナリの米酢を口にする。
「あら、ホント、とても美味しいわ。」

もともと味にかけては絶対的に自身のあるセンナリの有機米酢である。
試飲したお客の反応が悪かろうはずがない。
「このお酢、センナリっていうの?」

「そうでございます。有機の米の酢、お味がよくて、体にもとても良いお酢なんです」

「一つ、いただくわ」
(うちの商品は口にして貰えば分ってもらえる)


自身は確信にとって変わった。彼女の呼びかけはさらに熱がこもる。

「いかがでございます。センナリの有機の米の酢、どうぞ一口お試しください」

次第に足をとめる客が増えていった。

そして、彼女の信念通り、口にしたお客は、必ずといっていいほど商品を買い求めた。
彼女は絶対的な手応えを消費の最前線で感じていた。


黒酢のブームもあり、お客の反応は飛躍的に伸びていった。

呼びかけに応じて試飲すると、まず間違いなく商品購入に繋がり、そのお客たちは
リピーターとして固定客に繋がっていった。


「この間いただいた、おたくのお酢、とても良かったわ」

「ありがとうございます」

「ご近所でも評判がよくて、今日はお友達と一緒に買いにきたのよ」


一人のファンが次のファンを生み、そしてまた次のファンを生んでいた。
(嬉しい、こんなに評価されている)


お客の反応は、そのまま彼女の喜びでもあった。

こうして販売不振に喘いでいたセンナリの商品は、身内の
小さな努力によって突破口が開かれつつあった。





続きは⇒http://oochikura.e-know.jp/e8027.html


  


Posted by センナリ株式会社 at 06:22Comments(0)『米の酢』物語